ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2014年1月号 NO.176

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ちびっこぷれす Chibikko press 2014年1月号 NO.176

11さん”。平成元年に山梨に越して来る前から、東京で子どもたちのために絵本を読んでいました。実は私の父は福音館書店の創業者なんです。自宅にはこの「こどものともシリーズ」はもちろん、福音館のすべての絵本があるので、本棚から読みたい絵本をかばんに入れて、山梨の小学校や保育園へと出かけています。 人間の赤ちゃんだけでなく、ネコやウシやゾウの赤ちゃんが“たかいたかい”される絵本です。自分がたかいたかいをされた時のことを思い出しているのでしょうか? この本を読むと、小さな子どもたちはニコニコと笑顔を浮かべています。 私はいつもうさこちゃん(ミッフィー)の赤いエプロンをつけて絵本を読んでいるので、“うさこおば【うさこおばさんの絵本よみきかせ】光保育園内にある未就園児親子のための子育て支援センター「ヤンチャリカ」では、毎日10:30から様々なイベントを行っています。“うさこおばさん”こと、三嶋身耶子さんのよみきかせは毎月1回開催。●甲斐市下今井2374-1/TEL0551-28-1566※ヤンチャリカはイベント開催時以外の平日10:00~16:00にも利用できます。利用料無料。紹介者●三嶋身耶子さん●三嶋身耶子さんのこの一冊柚ゆ の き  さ み ろ う木沙弥郎(福音館書店 2006年)「たかいたかい」●山梨県立科学館あそびの部屋・ 杉山恵さんのこの一冊紹介者●杉山恵さん(山梨県立科学館・あそびの部屋スタッフ) ある日、卵を見つけたマイアサウルスのお母さん。自分の卵と一緒に育て始めるのですが、生まれてきたのはティラノサウルス。その子どもは大きくなるにつれ、きょうだいや仲間と自分が違うことに気づき、やがて本当のお父さんに会うのですが…。苦悩のラストシーンは毎回といっていいほど涙で読めなくなってしまいます。そんな私を見て6歳になる息子は「ぼくはずっとママのそばにいるからね」と言って頭をなでてくれるんですよ。親子の深い愛情や、相手を思いやるやさしい気持ちがいっぱいつまった絵本なので、ぜひ親子で一緒に読んでほしいと思います。「あなたをずっとずっとあいしてる」【山梨県立科学館・あそびの部屋】赤ちゃんから小学生を対象にした遊びの広場です。絵本や図鑑など200冊以上の本を自由に読むこともできます。科学館で企画展が行われる時には、テーマに合わせた絵本コーナーも特設されます。授乳室やベビーベッドもあり。●甲府市愛宕町358-1/TEL055-254-81519:30~17:00月曜休館(1/6・13は開館、1/14? 16は休館)入館料=500円、未就学児無料宮西達也(ポプラ社 2006年)