ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2014年1月号 NO.176

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2014年1月号 NO.176

28※療育手帳がなくても利用可ハッピーランドは、発達が気になる・発達に偏りのあるお子さんが楽しく通えるデイサービスです。安心して過ごせる環境の中で、個々の発達に応じた適切な対応・療育をしていきます。次のステージへ上がる為の一歩を応援します。この子たちを守るために 10年ぐらい前、犬猫に関わる活動を始めたばかりの頃は知らないことばかりだった。習性や健康管理のことなど犬猫自身に関することだけでなく、大きく言えば動物を取り巻く社会の状況についても。でも、処分される動物をなくしたいとか、かわいがって最期まで飼ってもらえるようにしたいとかいう自分の思いを実現させるには、動物に関わる法律や条例とか動物行政がどう行われているのかを知った上で、起きている問題や自分にできることを考えなければ何も進まないことがわかってきた。目の前にいる1匹の猫を、ただかわいいと思っているだけでは守ることはできない。愛するものや守りたいもののために、知らなきゃいけないことや考えなきゃいけないことがあるんだと思うようになった。 子どもについても同じだと思う。政治や選挙、社会で起きている問題は、目の前にいる子どもとつながっている。昨年の参院選前、ニュース番組でインタビューされた母親が「子育てに忙しくて憲法とか考えていられないですよね」と話していた。うんうん、そうだよね…って、いや、違わないか? 憲法は難しい話だ。私も改めて勉強しないとわからない。本も買ってみたけど読んでいる暇がない。でも、例えば憲法みたいな、社会の根幹で、遠いもののようだが確実に自分の生活に関わってくるものは、そこが揺らいだら子育てだってままならなくなるかもしれない。自分の考えをそれなりにでも持ち、選挙の争点ならば投票行動で表すって、義務みたいなものじゃないだろうか。今、腕の中にいるこの子が将来どんな社会で生きていくのか親として考えると。 確かに、新聞は読んでいるページを持っていかれ、アナウンサーの声はアンパンマンを歌う声でかき消される。でも、この子たち(犬猫も含む!)は絶対に私が守ると決めているから、この子たちが自由に安心して生きられるように、平和な暮らしが続くように、考えることは続けたい。子育てに追われている時期は新聞やニュースをゆっくり見てはいられない。でも、子どもがいるからこそ、そういうことって大事なのかも…。