ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2014年11月号 NO.186

ページ
13/48

このページは ちびっこぷれす Chibikko press 2014年11月号 NO.186 の電子ブックに掲載されている13ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2014年11月号 NO.186

13藤巻 美奈 さん (ドラゴンフライテールズ) 「布おむつ」の検索でトップに出てくるドラゴンフライテールズという通販サイト。この事業を立ち上げたのが石和町の藤巻美奈さんです。 東京で就職した後に山梨に戻り、実家の経理を手伝っていた藤巻さん。転機は子どもが生まれて間もなくの離婚でした。夜な夜なパソコンに向かい、「私にできることがないだろうか」と探す日々だったと言います。事業を思いついたきっかけは子どものおむつかぶれ。オーガニックの布おむつを試した途端、劇的に治ったことに着目。「当時は国産のものはほとんどなく、海外から100種類以上取り寄せて試しました」。事業家ママは2足のわらじ 体にも環境にも自然な布おむつの素晴らしさをもっと広めたい! 得意の英語と度胸で交渉し、数社と正規代理店契約を結んで輸入。子どもが1歳半の時にホームページを作って販売を始めたところ、事業が軌道に乗っていきました。現在はサイトの他、幼稚園むけの布おむつリース事業にも着手。さらに、輸入を本格的に学びたいと、昨年から商社の秘書としても働き始めました。 土日も仕事という多忙な毎日だけに、暮らしは極力シンプルになるよう工夫。紙の資料はなるべく持たずデータ管理。持ち物は無駄に持たず、本もなるべく図書館で。料理は瓶詰めなどをまとめ作りしています。周囲の助けに感謝の日々 子どもが寝る前が、二人の大事なおしゃべりタイム。「学校での出来事を聞きながら、成長したなあと。もう手をつないでくれる年齢じゃない分、せめて気持ちだけはいつも寄り添っていたいですね」。 夏休みなど長期休みは、学校や習い事の友人宅にお泊りに行かせてもらうことも多いそう。「両親を含め、色んな人に一緒に育ててもらっているからできる。日々感謝ですね」。藤巻さんが開発したオーガニックコットンのおむつと、マルチサイズのカバー。子どもが通った石和英和幼稚園では、このおむつがリースされている。常備菜は、解凍時間もいらず、子どもが自分で出せる瓶詰めに。ひよこ豆やナスのディップ、くるみ味噌や煮豆など、朝食や晩酌に活躍。1週間から10日間ほど日持ちするそう。藤巻美奈さん笛吹市石和町在住。(株)マザーズ代表。子どものおむつかぶれをきっかけに、オーガニック布おむつのネット通販サイト「ドラゴンフライテールズ」を開始。幼稚園へのオーガニックおむつのリース事業も行なう。9歳の男の子のママ。事業家であり母。仕事=生きること。5:00起床。メールチェックなど。18:3021:306:00仕 事18:0021:000:0017:008:30子ども起床。朝食は常備菜とパンで自分で準備できるように。身支度を済ませる。7:0020:00布団でおしゃべりタイム7:50子どもを送りながら出勤。9:0018:00退社。子どもには祖母が夕飯を作って食べさせることが多い。22:00出社。商社での仕事。子どもは祖父か祖母がお迎え。自分のオフィスへ。受発注など自分の事業の仕事。子ども就寝。ママは入浴・片付け・洗濯・仕事の残りなど。0:00就 寝20:30ママ夕食。常備菜で簡単に。仕事終了。子どもから「一緒に食べよう」のコールが入って切り上げることも。