ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2014年11月号 NO.186

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2014年11月号 NO.186

8三井 咲枝 さん(光と風設計社) 三井さん夫妻がマイホームの建築を光と風設計社に依頼したのが2009年。大学で空間演出デザインを学び、一級建築士の資格を持つ三井さんは、同社のデザインの素晴らしさに惹かれ、やがて「あの会社で設計の仕事ができたらどうなんだろう?」と思うように…。子どもが病気の時は自宅勤務 当初は1日4時間で週4回のパート勤務。2年後、自ら希望して正社員に。勤務時間を保育園のお迎えに合わせて30分前倒ししたり、休日や深夜に多いお客さんとの打ち合わせを他のスタッフと分業するなど、会社側も“初めての子育て中の設計士”のために柔軟な対応を見せてくれました。働くママの一番の難関である子どもの病気は、自宅勤務で乗り切ります。設計の仕事は一度担当すると代わりがきかない。だけど子どもの病気のたびに工期を遅らせるわけにはいかないというジレンマの中でとった選択。幸い、直属の上司も理解を示してくれ、「三井さんは家でこれだけの仕事をしてるから」と会社に掛け合い、半休扱いでこの仕事のスタイルを認めてもらっているのだといいます。「『この会社のデザインってすごい!』と思える会社で、大好きな設計の仕事ができる。30代後半になって、やっとやりたいことが見えてきた感じです」。子育て経験を仕事に… 育児・家事をしていると、家の中の危険や家具の配置など色々感じることがある。やがて子育てが一段落して、お客さんとの打ち合わせもできるようになったら、今の経験を設計に生かせるのではと感じています。また、仕事をがんばっているママを見ている長男は「大人になったら大工さんになる」と口にすることも。ママが設計した家を、息子が建てる。いつかそんな日が来るのかもしれません。最新の建築用ソフト「アーキトレンド」で製作したパース。パート時代に社内で最初にこのソフトを習得したことも、三井さんが会社に”なくてはならない人”になる要素に。起床後の1時間は自分だけの時間。「チョン・ダヨン」のDVDを見ながらのエクササイズやジョギングで体を動かしてリフレッシュ。夢はいつか親子でフルマラソンを走ること。三井咲枝さん独身時代は県内の設計事務所に勤務。結婚後退職して専業主婦に。2010年、長男の入園をきっかけにパート社員として光と風設計社に入社。2012年に正社員になり、現在は技術部門デザイン室所属。7歳の女の子、5歳の男の子のママ。専業主婦時代に一級建築士の資格を取得。30代後半になって、やっとやりたいことが見えてきた5:00起床後、ジョギングやエクササイズなどの運動。一日の中で唯一の自分だけの時間。朝食を作りながら子どもを起こす。子どもとお勉強タイム。朝に勉強する習慣づけのために。出 社8:30夕食支度19:00夕 食20:00夕食後2階で仕事。子どものお風呂や寝かしつけはパパが担当。就寝までの間に、洗濯や明日の支度、入浴をこなして一日が終わる。21:00就 寝23:305:008:00仕 事18:0021:000:006:006:20退 社17:3018:00お迎え。長女は実家のおばあちゃんが学童に迎えに行くので、実家に立ち寄って帰宅。7:15長女に朝食を食べさせて送り出す。7:50長男朝食。保育園へ送りながら出勤。